日常1









雨の日はなにもすることがないから

神楽の髪をいじって遊んでいた

神楽はTVを見ている





そういえばこいつは年のわりにさまざまな語彙を使う

ていうかあいつの母国と地球の言葉は同じなのか?

あの個性的な語尾にアルだとかヨロシだとか
結局あれは口癖なのだろうか

まあそんな事は置いといて



最近神楽が俺に冷たい




この頃の女の子はこれだからわからない

さんざ理由をつけて誰よりも神楽を知りたくて

しゃーねえよだって結局お前が好きなんだ

そんなにウザがるなよだって淋しいんだもん




もしそう言ったならばその青い瞳に俺を映して笑うだろう




それから彼女の美貌はどこか現実味がない








「お前の家族に会ってみてえ」

銀時は神楽の髪をとかしながら一言


神楽はCMを見ながら銀時のいちご牛乳を飲んでいる








「どって?」

「や、なんとなく」

「うちのマミーはキレイだったけど、パピーは恥ずかしくて見せたくないアル」

「なんで」 

「なんか恥ずかしいアル」

「いいじゃん いつかはどーせ会うんだし」




神楽の瞳は桃色を含み

銀時の心地よいテノールにずっと耳を傾けている


出来たぞ、と神楽の頭をぽんとたたく




幸せすぎてお腹へったアル・・

あ、そんなの関係ないか。








そう言ったならばあなたはきっと

目尻に皺を作って笑うだろう












07.05.25